こんにちは! ハワイ州の不動産業にチャレンジしているエヴァンです。
忘れてしまう前に思い出のハワイ宅建問題を紹介しておきます。
ハワイの宅建は日本と違って融資関連の問題が結構多く出題されます。
銀行やノンバンクなどの金融機関からローンの基礎、種類などその範囲は多岐にわたります。
これは売り主が融資したり多様なシステムがあるアメリカならではで、宅建保持者は当然知識をもっているべきという考え方に基づいています。
日本では融資関連は全く問われませんよね?
確かに日本の宅建問題にフラット35の問題はありませんでした。 (汗
その中でも今日ご紹介するのは通称VA(Veterans Administration Morgage Loans)というローンです。
これはある一定の条件を満たした現役軍人、または退役軍人のためだけのローンです。
一般人(俗にいうCivilian)には縁のないローンです。
主な特徴は:
- 政府により債務保証されていて、焦げ付いた際に一定額まで補填してくれる。(すごい!)
- 頭金0!
- 繰り上げ返済手数料無料
- 通常30年、固定金利
- 非軍人に融資を引き継ぎできる。
などがあります。
そこで宅建にはこんな問題が出題されます。
Q) If buyers purchased a home for $142,500 and secured a loan for 100 percent of the purchase price, which of the following types of loans did they [MOST] likely obtain?
A) VA-guaranteed
B) FHA-insured
C) Conventional
D) Wraparound
Q) もし購入者が $142,500 で戸建を購入し、売買額のの100%の融資を受ける事ができたとしたら、次のローンの種類のうち、この購入者が用いたと思われるものはどれか?
A) 政府保証されたVA
B) 保険をかけてあるFHA ( Federal Housing Administration )
C) 通常の融資
D) ラップアロウンド(異なる融資先が追加融資を既存融資額を含めてより高い金利で貸し出すこと)
他の融資は100%とまではいかないので答えは A になります。
退役軍人がハワイで引退するケースもよく聞きますのでこのVAを使った取引もよくあるのではないかと思っています。
Have a great day!
エヴァン
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