アロハ~!
シアトルで利用したAirbnbのビンテージハウスがとても良かったんです。
何がよかったかというと、まず1926年築というほぼアンティークの家で大変趣があったことが第一にあげられます。
レンガ造りの地下付き三階建てのこの戸建てはオリジナルの建具が目白押しで
今時にいうと
チョーカワイイ
わけです。
紐をひっぱって開閉する木枠の片上げ下げ窓、
玄関扉の大きな小窓、
各種ドアノブ、金具、
セントラルヒーティングの温風吹き出し口、
ランドリーシュート、
年季の入ったフローリングなど
各所に年月を感じ、また綺麗にされているので大変落ち着く家でした。
このあたりは昨日のブログにビデオをアップしていますので良かったら見て下さい。
それとこれが一番大きかったのですが、
オーナーが実際に住んでいる(もしくは最近まで住んでいた)物件、しかも長年愛情をもって暮らしていたということです。
古びていないが家と馴染んでいる家具たち、
家族の歴史を感じるアートワークや写真、
使い勝手の良いキッチン、
ディテールに愛情を感じるリフォームなど、
どなたかの家にお邪魔している錯覚に陥るくらいの心地よさです。
僕がホストとして貸しているハワイの部屋や、
お客様のAirbnb投資物件は
綺麗にして過ごしやすくしていますが
あくまでビジネスのための部屋ですよね。
これだけ長期間大事にしてきた家が持つ「おもてなし感」、心地よさは決して真似できるものではありませんでした。
今回は家族と義理の両親とのシアトル旅行でしたが、以前妻の家族がシアトルに暮らしていたようにステイ出来たということはホテルでは決して味わえることの出来ない体験になりました。
暮らすように泊まる。を実際にしたんだなと。
まさにこれがAirbnbの本質ではないかと思いました。
賃貸としていかに収益をあげるかばかりを最近は考えていたのをちょっと反省。
それとこの物件にはホストとして非常に参考になるアイデアがあったのでご紹介します。
僕のリスティングやお客さんの部屋には必ずガイドブックを置いているのですが、
ちょっとこれにも問題がありまして、
結構ゲストの皆さん読まないんです。
なので注意事項など守らず問題になったりすることもたまにあります。
そこでこのオーナーさんはこんな風にゲストとのコミュニケーションを図っています。
それは漫画をとりいれた貼り紙です。
どうですか? この風刺画入り貼り紙は
決して上から目線にならずにいろいろなお願い事をできるすごい方法ですよね。
仮にこれらを
- お風呂を使ったら毎回必ず排水口の掃除をして下さい。
- ランドリーシュート使用禁止
- 使用不可
- 立入禁止
- お子様などに触らせないようお願いします
などと書いてあったらどうでしょう? ちょっとあれもこれも禁止で窮屈な感じがしませんか?
このアイデアならきっとゲストも大事にこの家を使ってくれるし、なによりホストの人柄が出ているので悪いレビューがつくことも少ないという効果も大いに期待できるかと思います。
そんな家で僕らは快適に8泊過ごすことができました。
妻の生まれ故郷なので
今後もちょくちょく訪れるかと思います。
ただシアトル高いですね〜。
戸建ての中間価格はホノルルと同じ70万ドルです。
日本食はハワイに軍配。
しかし中華料理はテンタイフォンがあるのでシアトルの圧勝ですw
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