アロハ~、
前回の記事ではこの本についてご紹介しました。
僕が感じたことを分野別に書いてみたいと思います。書いてみたら長くなったので分野別に分けてみました。今回は教育編です。
幼稚園
日本の幼稚園は集団行動を通じて協調性ばかり重んじているが、重要なのは五感をつかっていろんなことをさせるのが大事といっています。
これは同感です。
ただ落合氏は幼稚園に行かせる必要はないと言っていますが、共働き世代はそうも言っていられません。
そこでオススメなのがモンテソーリ幼稚園です。モンテソーリ教育は個々が仕事(Job)を自分で見つけ、ブロックなりお絵かきなど自分の意思で考えながら作業するというものです。
我が家は妻がモンテソーリ幼稚園に行っていたという理由だけで長男は二年、三男はプリスクールまるまる通いまして、今年1月から三男もモンテソーリのプリスクールに通い始めました。
まだまだ成果が出ているか分かりにくいですが、次男は割りと自分と言うものを持っていると思います。
ちなみに妻は集団行動が苦手です。(笑) 幼少時にはモンテソーリ教育がこれからの個の時代には合っているかなと思います。
小中学校
学校教育について落合氏は「今の近代社会を成り立たせる全ての公教育はほぼ洗脳に近いもの」と書いています。
日本の小中学校は基礎教育と同時に均一的な価値観を植え付ける場所だと思います。
ふと思い出したのが小学校三年生の美術の時間です。
僕は風景画の空を黄色に塗った所、先生が「空は青ですよ、塗り直しなさい」と言われました。
家に帰って母に伝えたらすごく怒っていたのを覚えています。
「黄色い空独創的でいいねぇ!、もっともっと自由に描いちゃいなさい!」と言ってくれる先生で溢れていれば日本の学校も捨てたものじゃなかったと思います。
落合氏は小学校は「好きなものや好きなアクティビティを見つけること」が大事と説いています。
なるほど、我が家はスポーツばかりやらせているのでもっとアート、音楽、あとはコンピューターの時間を与えようかなと思いました。
コンピューターですが、最近ラップトップを長男と次男に共用で与えてMITが開発したScratchに挑戦させています。
Scratchはプログラミングの基礎を学ぶゲーム感覚のツールで、今話題になっておりゲームを買い与えるならコンピューターの使い方とプログラミングに触れてもらいたいという思いで始めました。
今は宿題の合間にこぞってやっています。
大学
本書には「大学生には、研究をさせよ」とあります。
研究は新しいものを見つける、もしくはテーマをみつけ自分で考えて、いろいろ模索して、そして結論まで持っていく作業ですが、それは次世代の人間を育てるには向いている気がします。
ただ研究って理系学部ですよね?
僕も自書「不動産投資でハワイに移住」で子供は理系に育てたほうがいいと書きました。
でも文系の方も多いですよね?
文系はお先真っ暗なのでしょうか?いやそんなことはないとおもいます。
文系でもプログラミングを習得するという方法があります。
僕は思いっきり文系の学部に進みましたが、IT会社に就職し、その後プログラミングを勉強してキャリアアップに大いに活用したという実績があります。
コンピューター言語は言葉ですから、理系という精神的ハードルさえ乗り越えればそう難しいものではありません。
どちらかというと論理的思考が問われます。
なかなか考えさせる落合氏の教育論でした。
日本を変えるのは教育しかないと本誌で氏は強調しています。
彼は今筑波大学で研究室を主宰し、ミニ落合陽一を量産しようとしています。
彼の同じマインドの人が増えれば日本も変わってくるかと思います。
10年かけてミニ落合陽一が増殖して、そしてテクノロジーの進化によって民間が時代の流れを作ることによって旧態依然の日本国家が仕方なくアップデートされていくイメージがしっかりと湧きました。
そのようになったら最高だし、日本が変わるには氏の言うような道筋しかないかと思います。
皆さん、子供をどんどん落合道場に入れましょう。
キーワードは理系学部の研究室です。できれば筑波大学の落合道場を目指しましょう!
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