こんにちは! ハワイ州の不動産業にチャレンジしているエヴァンです。
ハワイの宅建試験で出題されたおもしろい問題を続いて紹介します。
自然現象ではないですが、ハワイならではの境界線の問題です。
Q. Under Hawaii State law, the boundary line between public and private property is determined by:
A) Stakes in the sand
B) High wash of the waves
C) Mean high tide mark
D) The building lines
Q. ハワイ州の法律によると、海岸線(ビーチライン)の公有地と私有地の境界線は以下にどれにより定義されるか?
A) 砂に埋められた境界標識
B) 波の最高到達点
C) 高潮点の平均値
D) 建築物の壁面
オーシャンフロント物件が何億〜何十億という値段で取引されるハワイならではの問題です。
答えは 「B)波の最高到達点」です。
興味深いのがこれが社会問題になっているようなんです。
波の最高到達点の定義は難しく、がれきの到達点や植物が生息している地点などが指標になっている様です。
そこでオーシャンフロント土地の所有者は自己所有の土地を限りなく海岸線に近づける為に、
わざと芝や草木を植えたりするようなんです。
ビーチは基本公共のアクセスが許されているのですが、
こうする事によって一般の人が立ち入る事ができるエリアが違法に狭まったり、
海岸線の浸食が進んでしまったりする弊害を唱えている人がいる様です。
ハワイならではですよね?
Have a great day,
エヴァン
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