先週末で長男、次男の学校も終わり冬休みになりました。
最後の一週間はクリスマス休暇前の学校行事のオンパレードでもあります。
水曜日:長男の小学校のWinter Assembly
金曜日:次男の保育園でお遊戯会
土曜日:長男の日本語学校でお遊戯会
毎回思いますが、ここハワイ、いやアメリカ共通だと思いますが
お父さんの参加率が異常に高いです。
僕ももちろんフル参加ですが、平日の午前中からみんな家族で見にきます。
このお父さんたち、会社休んだり、遅刻してきてるんですよ。歯に衣着せぬ口調が好きなので長谷川豊さんのブログを時々拝見するのですが、「保育環境を整えれば子供を産む、という大ウソ」という記事を読んだ後だけにそうなのかなーと家族でフル参加するアメリカの子育てを考えたりしました。
日本ではたまに「子供には俺の生き様を背中で見せる」といって仕事ばかりしている父親を美化するような風潮を見かけたりしますが、僕は全く反対の意見です。子育て期間は人生の中で一瞬で終わっちゃう。こんな貴重な時間をフルに体験できないなんてこちらの損!と思ったりするわけです。
”残業するなんて愚の骨頂!1秒でも早く帰って、子供たちと一緒にその日あったことをワイワイ言いながら夕食を一緒にしたいんです。”と長谷川さんはおっしゃっていますが僕もどちらかというとこちらの人種に入るかと思います。これは確かに西欧人の一般的な価値観ですね。オーストラリア、イギリスでもそうですしアメリカに限りません。僕が留学時代に感銘を受けた価値観です。
ちょっと長谷川さんに影響を受けて強い口調になってしまいましたが、そんな子育て時代を現在100%満喫しております。
話は変わりますが、今両親と妹親子がハワイに遊びに来ております。母親と妹は人生初のハワイで鼻血が出そうなくらい感動しております(言い過ぎかな?)我が家では総勢10名がひと月ほど一つ屋根の下で暮らすことになります。
そこで思ったのですが、ハワイではオハナ(ハワイ語で家族)子育てといういわゆる大家族での子育てが伝統的にありました。祖父母が子育てに加わり親の負担を軽減するだけでなくアメリカ人のいうFamily Valueという文化的、人種的な代々伝わる価値観を継承する大事な環境なんですね。
共働きが経済的に必須な家族が多いハワイでは親にとってみるととてもありがたいシステムです。こういう昔ながらの大家族が住む二世帯住宅はこちらではOhana Dwellingと呼ばれており、10,000sqf以下の土地でも2つのキッチンを有する家は現在は違法ですが既存物件は不適格物件として合法的に流通しています。
日本でも実家と同じマンションに区分を買って住んでいたので、長男、次男が生まれた時は日本でオハナのありがたさを享受していました。3年後ここハワイで一時的ではありますが再びオハナしております。
マハロ
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